「重機を、自分の手足のように扱えるように」──明之興業・柏村さんが語る現場と夢

東京都江戸川区を拠点に、首都圏の多様な現場で掘削工事を担う株式会社明之興業。今回は、入社10ヶ月目の柏村真生さんにインタビューを実施。業界未経験から建設の世界に飛び込んだ柏村さんが語る、現場でのリアルな体験や、仲間との関係性、そして重機オペレーターとしての未来への想い。仕事を通じて「社会の一部をつくる」というやりがいや、自身の変化について、率直な言葉で話していただきました。日々の積み重ねを大切に、一歩ずつ成長を重ねるその姿から、明之興業の社風や人の魅力が見えてきます。




―― インタビュワー:本日はお時間をいただきありがとうございます。さっそくですが、まずは簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?


柏村さん:はい。株式会社明之興業に入社して10ヶ月になります、柏村真生(かしわむら・まお)と申します。現在は現場作業をしながら、重機オペレーターを目指して日々勉強中です。よろしくお願いします。




―― Q1:明之興業さんってどんな社風の会社ですか?


皆さん本当に優しくて、話しやすい雰囲気の会社です。未経験の自分にも現場で丁寧に教えてくださるので、自然と馴染むことができました。




―― Q2:なるほど、とても良い雰囲気なんですね。入社される前と後で、特にギャップを感じた点はありましたか?


はい。正直、建設業界って怖い人が多いんじゃないかっていうイメージがあったんです。でも実際は全然違っていて、そのギャップには本当に驚きました。




―― Q3:その良い意味でのギャップが一番だったんですね。ちなみに、社長の方の印象や、よく言う口癖みたいなものってありますか?


すみません…実はまだ直接お話ししたことがなくて。ただ、会社として社員をすごく大切にしてくれているというのは日々感じています。制度や待遇面でもすごく配慮があるんですよ。




―― Q4:それは心強いですね。会社への信頼が伝わってきます。ちなみに、社内でよく話題になるような会社の歴史や、大きなターニングポイントになった出来事などはありますか?


そうですね…でも、すみません。まだ入社して日が浅いということもあって、会社の歴史についてはこれから学んでいきたいと思っています。




―― Q5:なるほど、これから知っていくのが楽しみですね。では、柏村さんご自身の、これからの目標について教えていただけますか?


はい、自分としては「重機を自分の手足のように扱えるようになること」が目標です。毎日がその練習だと思って現場に出ています。




―― Q6:素敵な目標ですね。では、もし小学生が社会科見学に来たとしたら、どんな魅力を伝えたいですか?


やっぱり重機のかっこよさを伝えたいです。自分も初めて重機に触れたときはワクワクしたので、そういう体験を子どもたちにもしてほしいですね。




―― Q7:先ほど少し制度のお話も出ましたが、改めて「これは助かる!」と思う会社の制度や待遇はありますか?


資格の取得にかかる費用を会社が負担してくれるところですね。あと、自分は引っ越しを伴う入社だったので、その費用をサポートしていただけたのも本当に助かりました。




―― Q8:現場で実際に働く人がそう言ってくれると説得力あります。ところで、職場の雰囲気ってどうですか?


現場によって多少違いますけど、基本的に明るくて話しやすい雰囲気です。休憩中はみんなで談笑してたりして、変な緊張感もなく、リラックスできる空気がありますよ。




―― Q9:社内で最近ちょっとした話題になったエピソードとかはありますか?


うーん、大きな出来事は思い浮かばないんですが、現場でのちょっとしたやり取りとか、笑える出来事は日常的にあります。そういうのが自然にあるのが、明之興業の良さかもしれません。




―― Q10:ムードメーカー的な人とか、社内で人気のある人って誰かいますか?


正直、そこはまだよく分からないんです。自分は入社して10ヶ月くらいなんで、全体を把握しきれてないんですけど、皆さん話しやすくて穏やかなので、誰か一人っていうより、みんながいい雰囲気をつくってる感じです。




―― Q11:なるほど、全体が和やかだからこそ働きやすいんですね。そんな職場で、先輩や同僚に言われて嬉しかった言葉ってありますか?


はい。業務をしていて感謝されたときは、すごく嬉しかったです。「ありがとう」「助かったよ」って一言があるだけで、もっと頑張ろうって思えますね。




―― Q12:やっぱり感謝って、原動力になりますよね。ちなみに、どんな後輩が入ってきてくれたら嬉しいですか?


明るくて優しい方ですね。知識や経験がなくてもいいので、人と気持ちよく関われる方なら、一緒に気持ちよく働けると思います。




―― Q13:職場の空気を大切にされてるのが伝わります。ところで、社内で「この人、趣味にめちゃくちゃ熱いな!」という方っていらっしゃいますか?


うーん…正直、今のところはまだ分からないですね。入社してまだ日が浅いので、そこまで深く話せていない方も多くて。




―― Q14:そうなんですね。これから社内の人たちの意外な一面を知っていくのも楽しみですね。ちなみに、柏村さんご自身は、どうして明之興業に興味を持たれたんですか?


重機オペレーターになりたくて、まずは重機に関われる仕事を探していたんです。そんな時に明之興業を見つけて、「ここでなら実現できそうだ」と思いました。




―― Q15:ここだけの話ですが、最近ちょっと困ったな…ということはありましたか?


いえ、特に大きなトラブルはないのですが、毎日新しいことを覚えるのに必死で、一日があっという間に過ぎていきます。もう少し心に余裕を持って仕事に臨めるようになりたいな、と思うことはありますね。



―― Q16:なるほど、それだけ日々充実しているんですね。では、休憩時間や休日の過ごし方で、何か面白いエピソードはありますか?


休日の日も早く起きてしまうことです(笑)。身体が自然と仕事モードになっていて、なかなかゆっくり寝ていられないですね。




―― Q17:お仕事のスケジュールはどんな感じなんですか?


基本は週6日勤務で、日曜と祝日がお休みです。現場によって変わることもありますけど、だいたいはそのサイクルで動いています。




―― Q18:この仕事をしていて「社会の役に立っている」と感じる瞬間ってどんな時ですか?


やっぱり、建物が完成して、その一部に自分が関われていたと実感できたときですね。目に見える成果があるのは、この仕事ならではだと思います。




―― Q19:入社から10ヶ月とのことですが、この仕事を通じて「自分が成長したな」と感じることはありますか?


そうですね。たくさんの方と接するうちに、少しずつ人見知りがなくなってきた気がします。最初は緊張していたんですが、今では自然とコミュニケーションが取れるようになってきました。




―― Q20:仕事を通じて内面にも良い変化があったんですね。逆に、これまでで苦労したことや失敗したエピソードがあれば教えてください。


実は、現場で足場板から片足を落としてしまったことがありました。大事には至らなかったんですが、自分の確認不足だったので反省しました。安全の大切さを身に染みて感じた出来事です。




―― Q21:ヒヤリとする経験って、身を引き締めるきっかけになりますよね。入社したばかりの頃に「この会社、すごいな」と思ったことってありましたか?


ゼネコンの大きな仕事に携われることに驚きました。自分が関わっている現場の規模が大きいと、責任も感じますが、それだけにやりがいもあります。




―― Q22:業界外の人にはあまり知られていない、独特の文化や業界用語があれば教えてください。


「JV」という言葉ですね。業界に入ってからよく耳にするようになりましたが、一般の方にはあまり馴染みがないと思います。最初は「何の略だろう?」と戸惑いました。




―― Q23:前職の退職理由と、今の会社に入ってそれが解消されたかについて教えていただけますか?


前の職場では、雇用契約と違う仕事をさせられることがありました。でも今は、やりたいと思っていた重機関連の業務にきちんと携われているので、その点では本当に満足しています。




―― Q24:それは良かったです。ご家族やご友人にお仕事の話をするとしたら、どんなことを伝えたいですか?


今はまだ「これが自慢だ!」と言えるほどではないんですけど、いずれは「自分が手がけた現場だよ」と誇れるようになりたいです。そう思って、日々の仕事に励んでいます。




―― Q25:その謙虚さと真面目さが素敵です。ところで、若い世代の社員の活躍については、どんな印象をお持ちですか?


正直、まだ全体を把握できていないので詳しくは分からないんです。でも、自分も含めて、若手がもっとチャレンジできるような環境が整っていると感じています。




―― Q26:そんな風に環境に対する信頼があるのは、会社としても安心ですね。輝いている上司や、ちょっと変わった武勇伝をお持ちの方などはいらっしゃいますか?


そういう“武勇伝”っぽい話も、実はまだあまり聞いたことがないんです。入社してから日が浅いのもあって、これから知っていくことがたくさんあると思います。




―― Q27:では、これまでで「雷が落ちた!」ような大目玉を食らった経験ってありますか?


幸いにも、そんなに怒られたことはありません。皆さん本当に優しくて、ミスがあっても丁寧に教えてくださるんです。ありがたい環境だと思います。




―― Q28:それは素晴らしい環境ですね。失敗しても成長につながる職場は、安心して挑戦できますよね。ちなみに、落ち込んだりしたときはどう立ち直っていますか?


自分はカラオケに行くことが多いですね。歌うと気分が晴れるし、いい気分転換になります。単純ですけど、それが自分にとっては一番のリセット法です。




―― Q29:カラオケ、良いですね!少し話は変わりますが、社内で「この人、面白い経歴だな」という方はいらっしゃいますか?


そうですね…まだ皆さんの前職について詳しくお聞きしたことはないんです。でも、色々な経験をされた方がいると思うので、これからそういう話も聞いてみたいですね(笑)。




―― Q30:ここまで色々とお話いただきありがとうございました。ここから最後にいくつかお伺いします。まず、これまでで印象に残っている仕事のエピソードはありますか?


特定のやり取りというわけではないのですが、やはり大手のゼネコンさんの現場に関われているということ自体が、今の自分にとっては毎日が印象的な出来事です。現場の規模感や、周りの方々のプロ意識の高さに触れるたび、「自分ももっと成長しなきゃ」と思わされますね。




―― Q31:承知いたしました。では、仕事について「これだけは!」と思う信念や大切にしていることを教えてください。


どんなときも最後まで諦めずにやり遂げることです。現場では予期しないこともありますが、自分が途中で投げ出さない限り、何かしら結果は出ると信じてやっています。




―― Q32:その信念を胸に、夢に向かっているのですね。改めて、今後の夢や目標について、ぜひ熱く語ってください。


はい。もっと重機を上手く乗りこなせるようになって、いずれはユンボをレンタルして、自分の地元の土地を整備するようなことができたらと思っています。まだまだ先の話かもしれませんが、そういう未来を目指して、ひとつずつ技術を積み重ねていきたいです。




―― Q33:素晴らしい目標ですね。では最後に、「これだけは知ってほしい!」という、明之興業さんの魅力を教えてください。


一人ひとりの人材を本当に大切にしてくれる会社です。未経験からでもしっかり育ててくれて、支援してくれる制度もある。だからこそ、これから挑戦したい人にもぜひ知ってほしいと思います。




―― インタビュワー:本日は本当にありがとうございました。柏村さんのお話から、明之興業のあたたかい社風と、現場で働く人たちの誠実さがよく伝わってきました。これからのご活躍、心から応援しています!




柏村さんの言葉からは、「経験を力に変えていく」という強い意志と、素直な人柄がにじみ出ていました。重機を自在に操る夢に向かって日々努力を重ねるその姿勢は、建設業界の未来を担う若手の代表とも言える存在です。そして、そんな挑戦をしっかりと支える明之興業の社風――未経験でも受け入れ、育て、個々の想いに耳を傾ける姿勢は、多くの人にとって希望となるはずです。現場で培われる確かな技術と、あたたかな人間関係。その両方が息づくこの会社で、柏村さんはこれからも、夢をかたちにしていくでしょう。